ディズニー映画

WDFMのトークライブにゲイリー・トールスデール氏&カーク・ワイズ氏登場

5月13日、ウォルト・ディズニー・ファミリー・ミュージアムのライブ配信”Happily Ever After Hours”に、ゲイリー・トールスデール氏とカーク・ワイズ氏が出演しました。配信を観ることができたので、内容をまとめておきます。

ゲイリー・トールスデール氏とカーク・ワイズ氏は『美女と野獣』『ノートルダムの鐘』『アトランティス 失われた帝国』の監督です。

■二人の出逢い
ワイズ氏:1981年にカルアーツで出会ったのが最初。『オリビアちゃんの大冒険』の制作が終わるころにディズニーに入社し、その後一年間レイオフされ、『オリバー ニューヨーク子猫ものがたり』の脚本部門に戻った。そこでゲイリーと一緒に働き始めた。『ビアンカの大冒険 ゴールデンイーグルを救え!』の脚本で初めてペアを組んだ。

■エプコットのアトラクションで監督デビュー
トールスデール氏:イマジニアがアニメーションスタジオのアニメーターと一緒に仕事をすることはほとんどないのだが、エプコットのアトラクション”Cranium Command”のプレショー製作を依頼された。それが私たちの監督デビュー作となった。
ワイズ氏:プレショーのアニメーションを製作しただけでなく、メインのショーの監修もした。

■『美女と野獣』について
ワイズ氏:グーフィーのアニメーションプロジェクトに参加していたときに『美女と野獣』の監督を依頼された。制作状況が絶望的だと聞いていたので、急遽そちらに加わることになった。
ディズニー・ルネッサンスの一番の貢献者はハワード・アシュマンだと思う。彼が関係者全員を集めて講演をしたのを覚えている。劇場に集められ、ブロードウェイ・ミュージカルとストーリー・テリングの歴史、そのスタイルがアニメーションにどのように影響したかを話した。
トールスデール氏:ハワード・アシュマンとアラン・メンケンは私たちにたくさんのことを教えてくれた。
ワイズ氏:特にハワードの声優とのコミュニケーションは学ぶことが多く、私たちの考えを声優に適切に伝えるために彼のスタイルを真似ていた。

■『ノートルダムの鐘』について
ワイズ氏:ある日ジェフリー・カッツェンバーグから「君たちに新しいプロジェクトに取り掛かってもらうが、これは君たちの人生を変えるだろう。これまでとはやり方を変えなければならないよ。」と言われた。そうして『ノートルダムの鐘』の製作が始まった。最大の課題は、オリジナルの小説を尊重することだった。その上でディズニーらしさを出さなければならない。それが制作全体の課題だった。幸い、多くの批評家が良い評価をしてくれた。
トールスデール氏:原作がフランスでとても愛されている作品なので少し不安だった。フランスはがこの作品を受け入れてくれていると聞いて安心した。
ワイズ氏:製作中、調査のためパリを旅行した。ノートルダム大聖堂のオルガンのリサイタルに行った。鳥肌が立ったよ。

■『アトランティス 失われた帝国』について
トールスデール氏:『ノートルダムの鐘』の製作スタッフともう一度仕事をしたかったので、『ノートルダムの鐘』の製作終了後、すぐに新しいプロジェクトを立ち上げた。
当時のディズニーアニメーションは、ディズニーランドでいうとファンタジーランドの世界観の映画ばかりだと思った。では、アドベンチャーランドに合うような映画を作るとしたら?と考えた。そして生まれたのが『アトランティス』。
『ノートルダムの鐘』のときはパリを訪れ、『ヘラクレス』のスタッフはギリシャへ、『ムーラン』のスタッフは中国へ調査旅行に行っていた。『アトランティス』ではどうしたか?インターネットは非常に役立った。歴史書などあらゆる書籍をかき集め、カールスバッド洞窟にも訪れて、地下洞窟がどのように見えるか調査した。エドガー・ケイシーが語ったアトランティスの物語は非常に参考になった。

■『千と千尋の神隠し』の英語版の製作について
ワイズ氏:『アトランティス』の製作を終えた頃、『千と千尋の神隠し』の英語版の監督に就任した。宮崎駿の大ファンだったので依頼されたときは嬉しかったが、後から非常に難しい挑戦だということに気づいた。製作にあたって一番意識していたのは、観客に「これは吹き替えだ」と思わせないようにすることだった。さらにオリジナルの会話と演技を忠実に再現するよう気を配った。

■映画のトリビア
ワイズ氏:『ノートルダムの鐘』でベル、魔法の絨毯、プンバァがカメオ出演している。
『アトランティス』で潜水艦が船の墓場を通過するとき、ドラゴンヘッドのバイキング船、タイタニック号、S.S.ミノーが映る。
『美女と野獣』でモーリスが森の中で見る道しるべをよく見ると、アーティストにゆかりのある地名が書かれている。バレンシア(カルアーツの所在地)とアナハイム。バーバンクもあったかもしれない。
トールスデール氏:ほとんどの人が発見していないトリビア。『ノートルダムの鐘』の大聖堂のてっぺんにある像はバズとウッディ。カメラが引いていく一番最後のショットに映っている。確認するのはとても難しいと思う。
(これまじでわからない・・・わかったらコメントで教えてください。)
ワイズ氏:映画の本編に集中できるように、こういったカメオ出演は繰り返し観て気づくくらいの小さいものにしている。

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