ディズニー映画

WDFMのトークライブに後藤仁子さんが出演

5月8日、ウォルト・ディズニー・ファミリー・ミュージアムのライブ配信”Happily Ever After Hours”に日本人の後藤仁子さんが出演されてました。配信を観ることができたので、内容をまとめときます。

後藤仁子さんは『ファインディング・ニモ』のプロデューサー。『ファンタジア2000』や『ダイナソー』の制作にも携わり、アニメーションが手描きから3DCGに移り変わっていく現場に立ち会った方です。
ディズニーを離れた後もアニメーション制作に携わり、昨年製作を務めた『クロース』はアカデミー賞にノミネートされました。
女性アニメーターの活躍を推進する団体Women in Animationの副社長でもあります。

■ディズニーに入社するまで
初めて見たディズニー映画は『わんわん物語』。影響を受けたのは手塚治虫。
幼少期から様々なアニメーションに触れ、アメリカに移住しアニメーターの道を志す。アニメーターになることを快く思っていなかった父親には、替えのきく分野を専攻するよう勧められた。コロンビア大学で応用数学を専攻、理学士号を取得するが、同時にMFA(美術学修士)も取得。1990年代にディズニーに入社し、夢を叶える。

■3DCGについて
『ファンタジア2000』『ダイナソー』でコンピューター・グラフィックスをアニメーターに教える仕事を任された。手描きに慣れていた熟練のアニメーターたちは、新しい技術の習得に消極的で自ら学ぼうとしなかったため、ソフトウェアのエンジニアたちにプロジェクトに参画してもらった。
コンピューター・アニメーションに移行したことによる一番の変化は、行程の変化。手描きの場合、まずレイアウトを決めてからキャラクターを配置するが、コンピューター・アニメーションはレイアウトを決めずに作業を開始することができる。

■プロデューサーへの道
ディズニーにいる期間、アニメーターの立場から他部門のスタッフをサポートする方法を学んだ。アニメーションのプロデューサーになりたければ、所属する部門を飛び出して積極的に他部門の人と関わり、彼らが何を必要としているかを学んでほしい。

■女性アニメーターの活躍推進
女性アニメーターの活躍を推進する団体Women in Animationの副社長に就任している。『ダイナソー』を製作していた頃、女性のアニメーターは数人しかいなかったが、少しずつ女性アニメーターは増えてきている。現在アニメーションの学生の60%が女性であり、将来に希望を感じている。

■『クロース』(2019)について
私が製作を務め、アカデミー長編アニメ賞にノミネートされた『クロース』は、CGに見えるかもしれないが手描きで描いている。この映画の目標の1つは、アニメーションメディアを進化させることだった。私はアニメーションの学生にコンピューターアニメーションでけでなく手描きのアニメーションを学ぶことを勧めている。主要なアニメーションスタジオがこの映画に刺激されることを願っている。

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