ディズニー映画

ベルの声優ペイジ・オハラ氏がWDFMのライブ配信に出演

5月15日、ウォルト・ディズニー・ファミリー・ミュージアムのライブ配信”Happily Ever After Hours”に、ペイジ・オハラ氏が出演しました。配信を観ることができたので、内容をまとめておきます。

ペイジ・オハラ氏は『美女と野獣』でベルの声を演じたディズニーレジェンド。『魔法にかけられて』の実写パートでカメオ出演しています。2011年にベルの声優を引退しましたが、『シュガーラッシュ:オンライン』で7年ぶりにベルを演じました。

■憧れの女優
憧れの女優はジュリー・アンドリュースとジュディ・ガーランド。
『メリー・ポピンズ』『オズの魔法使い』は小さい頃から大好きな映画。ジュリーとジュディを真似て、自分も将来ミュージカルに出たいと夢見ていた。
『ピーター・パン』の舞台に出演していたメアリー・マーティンにも憧れていた。彼女は歌手・女優としては決して一流ではなかったが、舞台上ではなんでもできて、常に光り輝いていた。彼女の影響を受けて、ハリウッド・ボウルで『ピーター・パン』に出演した。

■ベルの声優に選ばれて
ディズニーが『美女と野獣』のブロードウェイのキャストを探していると聞き、オーディションを受けた。当初は声優を志望していたわけではなかった。
2回目のオーディションでハワード・アシュマンとアラン・メンケン、ドン・ハーンと初めて会った。自分の歌を目を閉じて聴いていて、そのとき自分の役割が何かを認識した。
5,6回のオーディションを経て、ベル役に選ばれた。

■ハワード・アシュマンについて
スタジオ収録の初日、とても不安だったのを覚えている。ハワードはそれに気づいてくれて、緊張を解してくれた。
私が若い声に聴こえるようにと必死になっていると、ハワードは「素の声でいいよ。少しソフトにすることを意識するだけでいい。そして心をこめてね。」と言ってくれた。
ハワードは完璧主義でもあった。「朝の風景(Belle)」の最初の詞、”Little town, it’s a quiet village”は25テイクも撮った。
彼は最初から『美女と野獣』のビジョンがしっかり見えていて、活気があって精力的で、チーム全体を引っ張っていた。ハワードは当時重い病気を患っていたが、プロジェクトが始まって1年経つまで誰も気づかなかった。
ハワードとアランの意見が唯一食い違ったのは「朝の風景」。ハワードは7分半の曲を採用するつもりは無いと主張していた。ハワードが間違っていたのは、それだけでした。
アランは本当に天才。今年2月に彼と一緒に日本で公演を行った。(『美女と野獣』イン・コンサートのこと。)
私が初めて映画を観たのはニューヨーク映画祭で、未完成のバージョンだった。批評家たちがたくさん集まっていて、ディズニーの幹部全員が緊張していた。私たちの不安をよそに、ミュージカルナンバーが終わるたび批評家が拍手してくれた。映画が終わるとスタンディング・オベーションが起こり、チーム全員でステージに上がった。観客の反応を観て、この映画は傑作になるだろうと誰もが確信した。

■尊敬するアンジェラ・ランズベリー
アンジェラは私のアイドルだった。17歳でニューヨークに行ったとき、彼女の出演する舞台『ジプシー』がどうしても観たくて、よく休憩時間に忍び込んだ。舞台の後半を6回は観た。
アカデミー賞授賞式でアンジェラが私を紹介してくれた。私が緊張で震えながら彼女の横に立つと、彼女も震えていた。舞台袖では、緊張なんてしていないと言っていたけれど。
(アンジェラ・ランズベリーはポット夫人の声を務めました。『ベッドかざりとほうき』で魔女プライスを演じたあの人です。)

■ブロードウェイ『美女と野獣』について
マイケル・アイズナーの誕生パーティーにガストン役のリチャード・ホワイトとちょっとしたパフォーマンスをした。マイケル・アイズナーはそれを観てブロードウェイの制作を決心したそう。
夫のマイケル・ピオンテックは、ロスのプロダクションで野獣を演じ、最初のツアーにも参加した。
私は”Home”という曲がお気に入りだったが、ディズニーは上映時間が90分を超えることを恐れていたので、映画ではカットされてしまった。ミュージカルでこの曲が復活して、先日の日本のコンサートでこの曲を歌うことができた。本当に素晴らしい曲だと思う。

■『魔法にかけられて』にカメオ出演
『魔法にかけられて』の出演はとても楽しかった。
ジョニー・デップが私の夫役を熱望していたが、契約の関係で彼の出演は叶わなかった。
映画の撮影に慣れていなかったが、監督のケヴィン・リマのおかげで戸惑うことなく楽しむことができた。彼は素晴らしい監督。

■『シュガーラッシュ:オンライン』に出演して
ジョディ(アリエルの声優)は親友で、リンダ・ラーケン(ジャスミンの声優)ともこれまで何度か会っている。マンディ・ムーア(ラプンツェルの声優)とクリステン・ベル(アナの声優)とは、レコーディングで一緒になれなかったけれどパーティーで会った。映画が始まってからもまた別のパーティーがあって、そのときの私はクリステン・ベルとマンディ・ムーアの熱狂的なファン状態だった。マンディ・ムーアみたいな女性になりたかった…。アウリイ(モアナの声優)はとても愛らしく、スマートで才能もある。アニカ・ノニ(ティアナの声優)が出演した『プリンセスと魔法のキス』は一番好きな映画。今ティアナの絵をたくさん描いている。

■画家としての活動
3歳から絵を描くことが好きだった。『美女と野獣』の公開後にニューヨークに引っ越し、友人のためにベルと野獣の絵を描いたりしていた。オークションのイベントでディズニー・ファイン・アートの社長に声をかけられ、絵を見せて欲しいと言われた。そこから、演技だけでなく画家としての活動を始めるようになった。現在はディズニーのアニメーター、ジョン・ラミレスと一緒に『美女と野獣』のメインキャラクターを全員登場させた絵を製作している。ベル以外のプリンセスの絵も描いている。『リトル・マーメイド』のスチールブックエディションのイラストを依頼されたこともある。
現在アートストアが閉鎖されているので、公式サイトから私の絵を購入できる。

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